こんなシステム会社に転職しない
IT業界へ転職を考えているかたへ。。仕事先を探す時に転職サイトを活用するかと思います。こんな会社は要注意です。
2.勤務先都内各所
3.取引先:大手システム会社の仕事がメインです
4.派遣事業者を謳っている。
この業界の構造悪なのですが、殆どの中小IT企業は下請け会社です。そして、システム開発会社と言いながら実態は人材派遣業だったりします。
1.会社の紹介写真が「研修会の模様」、「宴会の集合写真」のみ。。
自社でシステム設計したり、プログラムを作成することもないので、社員の居場所がないわけです。
本社がシェアオフィスだったりとか、普段外で働いている方々を集めて「研修や宴会」で労うわけです。
2.勤務先都内各所
自社内で開発作業をすることはありません。受託契約先の会社へ赴くか、大手(一次請け)の開発センターへ仕事に行きます。開発期間(半年、1年)毎に職場を回る感じでしょうか。。。
運用サポート業務などでは期間は長くなるかもしれませんね。
3.取引先:大手システム会社の仕事がメインです
この状態って経営側からすると美味しいですよね。仕事が降ってくるので口開けて待ってる状態です。(営業努力が大手担当者への接待になっていったりしてね。。)大手の担当者が変わったり、プロジェクトの終了が縁の切れ目だったりするんですけどね。。大手と聞くと安定して仕事があるとイメージしがちですがそんな事はありません。また大手側の社員さんからすると「協力会社さん」と言いながら上から目線で仕事を押し込んで来るというのが現実です。(良い所もあるので一概にはいえませんが)
4.派遣事業者を謳っている。
会社のWEBサイトの会社概要(設立、資本など)ページを確認します。
人材派遣業登録/般XXXXXX があればシステム開発会社ではなく人材派遣会社です(^^
なぜこの様なことになるのか?
IT業界とりわけ受託システム開発分野は巨大なピラミッドです。
ここで取り上げているのはWEB系転職サイトに応募を出している3階層目の零細システム開発会社です。
新IT3K(きつい。厳しい。帰れない)の温床です。注意してくださいね。。
思い出話:
以前付き合いで大手建設コンサルの仕事をしたことがあります。(仕事の付き合いが長い方がコンサル会社に転職した関係でその方が在職中少し仕事をしました。彼が転職したのでそことはそれきりですが)
その会社ではプログラムの制作は外注(社内に作成できる人材がいない、頭でっかちでシステムを語ることが出来る)でした。
仕事欲しさに「社長」みずから契約社員や常駐者となる会社さんが多数いました。。オーマイガーでしたね。
会社経営している意味ないじゃんと思ったのを思い出します。